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血液クレンジング(オゾン療法)高須クリニックの見解「インチキではない」

こんにちはタピノ(@tapinonono)です。

多くの芸能人がステマのように宣伝して話題になっている「血液クレンジング(オゾン療法)」

最近では「血液クレンジングは効く!」という派と「インチキだ」という派がSNSで盛り上がることもあります。

「インチキだ」と主張する人には自称医療従事者もいますが根拠は曖昧だったりします。

実際「血液クレンジングは効果があるのか?インチキなのか?危険は?死亡事故もあった例も含めて名前や顔を出している医療従事者の1人、高須クリニックの高須幹弥先生と高須克弥先生の見解をまとめました。

Contents

血液クレンジングの工程と効果

血液クレンジングはどんな工程で行われ、どういった効果があると言われているのか。

血液クレンジングの工程
  1. 100~150ccの血液を採血(性脈血なので暗い色)
  2. 医療用オゾンと血液を混ぜる(赤色に)
  3. 点滴で体内に戻す
  4. これを継続する(月に1、2回程)
血液クレンジングであると言われる効果
  • 免疫力アップ
  • 結構が良くなる
  • リラックス出来る
  • 頭痛がなくなる
  • 疲れがとれる
  • 肌の調子が良くなる

こういったものを有名芸能人が宣伝していると効果があるんだ!と思ってしまいますよね。


血液クレンジングへの高須クリニックの見解

まず、面白いことに「高須クリニックの見解」といっても高須克弥さんと高須幹弥さんでは意見が違っているんです。

高須克弥先生はTwitterで「意味ない。おまじないみたいなもの」と否定しています。

一方で高須幹弥先生は「インチキではない。でも自分は受けないし高須クリニックでも取り入れない」とおっしゃるその内容をまとめます。

高須幹弥先生の血液クレンジングへの見解は
  • まず、全くのインチキではない。
    血液とオゾンが接触して過酸化水素などの活性酸素が発生すると血小板に作用し酸素運搬量が増えたりで血行が良くなったりする。
  • 血液へのオゾンを混ぜる作用は様々な実験で認められている。
  • 健康ではない人への治療に使う分には効果があるヨーロッパでは流行していてB型肝炎やHIVのウイルス増殖を抑えるとされ、虚血性疾患の保険適用もある。(国が認めてるということ)
    アトピー性皮膚炎、糖尿病治療にも使用されている。
  • 癌治療の保管療法に使用(免疫力をあげて再発を抑えるので)
    直接癌を叩いて治療するものではない。

実際美容目的で「効果があった!」という声が実際多いのは「プラシーボ効果」もかなり多い。

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実際は効果がないのに「効果がある」と思い込んで使用すると効果が得られたりあるような気がする事。実験により証明されている。

ただ血液クレンジング(オゾン療法)に関しては末梢の血管を広げるというエビデンス(根拠)はあるので全くのインチキではない。


血液クレンジングを高須クリニックで取り入れない理由

血液クレンジング(オゾン療法)が全くのインチキではなく少なからずの効果はあると認めているものの高須幹弥先生が「高須クリニックでは取り入れないし自分も受けない」という理由とはどんなものがあるのでしょうか。

  • 健康な人がわざわざするほどのことではない。
  • 血液クレンジングで得られる効果は医療行為を受けなくても出来る
    運動や半身浴、適度な筋トレや森林浴、睡眠やテレビを見て笑うなど

針を刺すという医療行為なので感染症や気分不快などのリスクはつきもの。それをしてまでやるほどの効果ではないとしつつも、提供する側のクリニックと受ける側の患者がお互いリスクや金額に納得していて、正しいやり方で正しい量でするなら悪いことではないという考えだそうです。

芸能人はお金を払っているどころか宣伝の為に無料かもしくは謝礼を受けている場合がありますが、実際に一般人が血液クレンジングを受けようと思うとかなり高額。

ふと検索して当たったクリニックだけでも初回12000円でその後1回20000円。
「月に1、2回は健康体だからこそ続けましょう」とうたっています。

ここまで高額なお金を出しても自宅なので無料で自分で出来る程度の効果しかないなら、かなりお金に余裕がある人の選択肢な気がしてきますね。

血液クレンジング(オゾン療法)で死亡事故

血液を採取して混ぜて戻すという医療行為にはリスクが少なからず伴います。感染症や気分不快など…

それ以上に死亡事故が起きている例があります。

血液クレンジングを推奨するクリニックのホームページなんかでは「ヨーロッパでは流行している。アメリカやアジアにも広がってきている最先端の〜」などと書いていますが高須幹弥先生の説明によるとこれは嘘ということになります。

ヨーロッパで流行している血液クレンジングは治療行為においてのこと。

また、アメリカではほとんど行われてなくその理由は過去に死亡事故が起きているからです。「血液クレンジングで死亡事故」と聞くと一気に怖くなりますが日本で行われている血液クレンジングと当時の方法は違い、血管に直接オゾンを注入するものだったそう。

これにより死亡事故が起きているので「オゾン療法」自体が危険と見なされたりしたこともあるそうで、こういった経緯からアメリカではほとんど行われていません。

血液クレンジングがインチキという声

一般の方から自称医療従事者まで様々な人が「血液クレンジング(オゾン療法)はインチキだという主張をしている人も多くいます。

どんな意見が出ているのでしょうか

  • 深呼吸の方が効果がある
  • 静脈の血が濃くてオゾンを混ぜて赤くなるのは普通のこと!
    =健康になる訳ではない
  • 血液クレンジングは腎臓がやってくれる
  • 偽物医学

高須幹弥先生によると、美容医療の半分程はインチキか過大広告(根拠がないか微塵)ではあるものの、「血液クレンジング(オゾン療法)」に関してはSNSでボロカスに言われる程「インチキではない」そうです。

まとめ

血液クレンジング(オゾン療法)についての高須クリニック(高須幹弥先生)の見解をまとめてきました。(参照:高須幹弥高須クリニック

「インチキではない、エビデンスはある」としながらも自分で出来る程度の効果しか得られないことにリスクと高額なお金を払うものとは、まさにお金のある芸能人のすることなのかなあ…という印象を受けました。

もし受けたい、興味がある方は正しい医療機関でよく説明を受けてあまり思い込みすぎずに受けた方が良さそうです。