こんにちはタピノ(@tapinonono)です。
今年の3月21日に東京ドームでアスレチックス戦が行われ、試合後に引退を発表したマリナーズのイチロー選手。
イチローは14日(日本時間では15日)に行われるマリナーズの特別功労賞「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授与式にて英語でスピーチをことになりました。
イチローはメジャー歴がながいですが海外メディアの前では基本的にいつも通訳をつけています。じゃあイチロー、英語でスピーチなんて出来るの?
普段の会話くらいは出来るだろうけど、イチローの英語力はどれくらいなのかと疑問に思う人もいます。(ファンには当たり前に知っていることでしょうが)
今回はイチローの英語力はどれほどなのか、英語を話せるならなぜあまり話さないのか。過去に英語でスピーチやインタビューした動画も用いて調べてみました。
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イチローの英語力は?過去には英語でスピーチ経験も
大リーグの年間最多安打記録(84年ぶり)を樹立した翌年2005年4月22日にコミッショナー特別表彰のセレモニーが行われました。ここでイチローは英語でスピーチしています。
この時5年目だったイチロー。約2分間のスピーチをして見ていた人の中には「イチロー英語出来るんだ!」と驚いた人も多かったのです。そしてメジャーリーグファンにも好感を持った人が多く、さらに注目の選手となりました。
さらにルー・ゲーリッグ賞を受賞した時も短いですが英語でスピーチ。
日常会話は問題ないしイチロー特有のペラペラ喋り続けないのに発言すると間と内容から笑いをとる。というのも英語でも出来る!
英語でに慣れているから出来る事じゃないでしょうか。そして仲のいいチームメイトとの会話で覚えていると思われるスラングも使えるし下品な言葉も知ってる。
下品なセリフをイチローが言うなんて思ってなかったインタビュアーはビックリ&大爆笑!
イチローはなぜ英語を公で話さないのか理由は
イチローのファンで動画などをチェックしている人や、現地の記者にはイチローが流暢な英語が話せることはもう知れ渡っています。
あまり詳しくは知らない人でも、イチローがチームメイトと何やら仲が良さそうに話している姿は見たことがある人もいるんじゃないでしょうか。
でもイチローは公の場では基本的に英語を話しません。メジャー歴19年経っても一流の通訳をいつもつけています。英語を話せるのに話さないのはなぜか?
ファンの中にはイチローが英語を話さない理由をこう推測する人も
- ここまで有名だと発音が少し違ったりするだけでつまらない事を言ったりしてくる人もいる。自己防衛策じゃないか
どうして英語で記者に返さないのか、聞かれたイチローはこう答えています。
「僕がインタビューを受けるとき、恐らく人々は僕が何かについてどう感じたか、だとか、僕の意気込みを知りたいからで、僕が英語で話すのを聞きたいわけじゃない。自分の野暮ったい英語で答えたら、要求に応えられないかもしれない。
もしかしたらその瞬間は楽しいかもしれない。でも僕の考えが知りたくて彼らは聞いてきているだろうと信じているので、母国語で返答したほうが自分をちゃんと表現出来ていいんです」
イチローはは”通訳をつけて日本語で会見する”という選択をしているだけでした。
その理由はイチローは野球だけでなく自身が発する言葉にも完璧主義で誤解を産みたくないから。
ユーモアも持ち合わせていますが全てにおいて完璧主義で真面目なイチローらしいですよね。
イチローが英語が出来ないと有名人がツイートして炎上
イチローがメジャー通算3千本安打の偉業を達成した時に、賞賛のTweetで溢れたTwitter上にESPNの番組『SportsCenter』でアンカーを務める Todd Grisham(トッド・グリシャム)がこんなTweetをしました。
ー引用:GQ
イチローの3000本安打には感銘を受けたけど、15年もアメリカにいるのに英語を学ぶ気がないことにはもっと驚かされた
めっちゃ皮肉。
これには日本人だけでなくアメリカのファンやメディアも反論して大炎上しました。
イチローは英語が話せる。記者なら誰でも知ってる事だ!無知を晒したのはそちらの方
最初は
イチローは英語が話せるって?じゃあなんで話さないんだよ
とさらに煽ってたTodd Grishamでしたが最終的には謝罪して最初のTweetを削除しました。
And BTW, yes Ichiro apparently speaks “fluent” English as I have been bombarded with. My apologies. Have only seen him w/an interpreter
— Todd Grisham (@Grishamfight) August 8, 2016
イチローの英語力は?英語をあまり話さない理由や過去の英語スピーチはまとめ
- イチローはあまり公の場で英語を話さないで通訳をつける
- 知らない人には長年アメリカにいて英語が出来ないと批判されることも
- 日常会話どころかスラング、スピーチをする英語力がある
- 完璧主義ゆえに誤解をされたくなく、細かいディテールまで伝えたくて一流の通訳をつけている
ちなみに、イチローは簡単なスペイン語まで話せるそうです。19年アメリカでメジャーリーガーとして生活していたとはいえ英語を学びに行っているわけではありません。そして練習を重ねることで有名なイチローなので普段は野球に忙しいでしょう。
それでもその実力や人柄に人は集まり、チームメイトや関係者と話すうちに英語はどんどんのびていったんでしょうね!
イチローの引退は寂しいですがスピーチ、楽しみですね!
日本時間15日、セレモニーは本拠地シアトルのT-モバイル・パークで行われるホワイトソックス戦の試合前に実施されます。