大きな仕事がある。夢がある。
そういう理由で大都市である東京に上京する…そんな若者はもちろん多いですが
今まで多かったリタイア(早期リタイア)組に人気だった地方移住が20代、30代の若者にも希望者が増えているんです。
それは新型コロナウイルスの影響がさらに加速させているよう。
現在の地方移住の人気ナンバーワンは長野県。その人気の理由や他の人気都市と地方移住を決めた人が重視したポイントをみてみましょう。
Contents
地方移住に長野県が人気の理由
長野県は地方移住地として宝島社の『田舎暮らしの本』の移住したい都道府県ランキングで14年連続1位を取り続け、実際に地方移住などを支援するふるさと回帰支援センターのアンケートでも3年連続1位となる根強い人気を誇っています。
なぜそんなに長野県が人気なのか?
東京へのアクセスがいい
まだまだ働き盛りの世代にとっての地方移住はただただのんびり暮らすだけではありません。移住先で転職する人も多いですが、今ではリモートであったり重要な仕事の際は東京へ出向いたりとまだ東京が中心であることは変わらないよう。
そんな中で東京へのアクセスがいいというのは地方移住を決める大きなポイントになるようです。新幹線で90分という距離は働き盛りには大きな魅力。
移住支援
地方移住を考える人には支援があるのは大きな力になりますよね。
移住希望者向けの空き家ポータルサイトや移住支援金対象の求人など移住しやすい環境を整えてIターンやUターンなど地方移住を県をあげて迎えているのも人気の理由のようです。
家賃が安い
大都市から地方への移住で大きく変わるもののひとつが家賃ですね。
東京では地域によってかなり差はありますが世田谷区でファミリー3LDK家賃相場が26万円なのに対し長野市は7万円ほどとこの違いは大きい!
自然の遊びも豊かで通勤ラッシュもなく家賃も3分の1以下ともなれば例えば転職先が今のお給料より下がったとしても生活レベルは上がる!と地方移住を決める人は少なくありません。
温泉に気軽に行ける
長野県はスキーのスポットしても有名な県だけあって冬は雪が降り積り寒いです。
ですが日帰り温泉施設数日本一の長野なだけあって温泉が身近に!
「ちょっと銭湯に」なんて気持ちで温泉に入れるので温泉が好きな人にはいうまでもありませんが美肌になるよと奥様を説得する移住希望の旦那さんも少なくないそう。
また、お水が美味しい事でも知られています。
その他の地方移住に人気の県
長野県の人気は上記で触れてきましたが他にどんな県が人気・注目されているのでしょうか。
- 広島県
- 佐賀県
- 静岡県
各県で地方移住が増えていますが、どうやら県側から呼び込む狙いの層というものが違うようです。その狙いの層に向けてそれぞれ違ったアピール方法で地方移住を呼びかけています。
地方移住を考える際はその土地の魅力の他に、自分の理想とするライフスタイルや職種など合っている政策を打ち出している土地はないかも重要なポイントになりそう。
地方移住者が重視するポイント
大都市からの距離
東京・大阪・福岡など大都市からの距離は仕事の内容によってはかなり重要視されています。基本は地方で仕事、リモートワークなど出来ても大都市へ出向くことが少なくない人にはアクセスが悪いのはネックになるようです。
交通の便
大都市とのアクセスとは別に電車やバス、あるいは車のアクセスがいいかは都会から地方へ移住する人には気になるところ。
いきなり3時間に1本電車やバスがこない。終電が16時なんて環境には足踏みしてしまうもの。ある程度頻繁に使える公共交通機関は大事だし、車を使うならマイカー通勤が出来る職場が多いところなど、生活に置いての交通の便は必ずチェックしておきたいですね。
家賃の相場と給与の相場
家賃が高く電車も混み混み。そんな大都市からの脱出するべく地方移住を考える人はかなり多いですが気になるのはお金の相場。
もちろん東京に比べればドコモ家賃は安いだろう…とは誰もが思いますが、お給料の相場も変わってきます。大都市にある会社から仕事を受けてリモートで…という職種の人は別ですが、移住先で転職するなら大事なポイント。
うまくバランスが取れていれば大都市暮らしよりも豊かな生活が出来るでしょう。
|